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(2008年3月3日更新)
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スペインサッカーコラム(2005年2月14日)
 

またしても・・・・・
(第16号)

先週末のサラゴッサでのサラゴッサ対バルサ戦で、またしても人種差別的なやじ『UH!UH!UH!』が浴びせられた。これはエトーがゴールを決めてコーナーフラッグ付近でチームメートとゴールを祝っていたときの事。エトーも皮肉かどうかはわからないが、自ら猿の真似をしたダンスをしていた。彼の心情を考えるといたたまれない。
悪気はないとは思うがスペイン人の無神経さにはあきれてものが言えない。憤りさえ感じる。特にエトーが3点目を決めたゴールだったので、サラゴッサのファンも自分のチームへの我慢の限界だったのだろうが、許される事ではない。

今スペインではロナウジーニョ、アンリ、プジョール、ロベルト・カルロス達が人種差別反対のコマーシャルに出演している。人を肌の色で差別するのはやめよう!と言う趣旨での宣伝である。最後にアンリが『STAND UP!』プジョールが『SPEAK UP!』と言って終るのだが非常に訴えるものが有って良い演出になっている。
又、競技場でも試合前に人種差別をなくそうと言う旗を持って入場したりしてスペイン人に訴えかけている。それにもかかわらず、こういう事がまた起った。これはもう言葉による暴力以外の何ものでもない。こういうやじを飛ばす競技場は試合開催を禁止して封鎖すべきだ。これはクラブの責任問題でも有る。例えば、ファンが競技場の椅子を燃やしたり、物を選手に投げつけたりするとスペインサッカー協会がその競技場の持ち主であるクラブに対して罰金と試合開催の禁止を言い渡す事がある。
このやじも充分それに値する。

前にも書いたように、スペインに人種差別は基本的には存在しないが、人を蔑むようなやじは絶対に慎むべきである。


 
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