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ロビーニョの魅力(第38号)
8月27日、2005−2006シーズンのリーガが開幕した。順当にバレンシア、デポルティーボ、セビージャ、マドリッド等が勝利を収めた。予想外だったのはバルサだ。11本もの得点につながるシュート(ポストを直撃したもの3本を含む)を放ちながら、0−0で引き分けた。
さて、今年のレアル・マドリッドだが、チームをブラジル代表選手で固める構想だ。ロナウド、ロベルト・カルロス、バプティスタ、ロビーニョ。それにカフーの再来といわれるシシーニョの獲得も噂されている。その中でも特筆すべきは21歳のロビーニョだろう。先日の開幕戦では後半の途中からの出場だったが、素晴らしい動きを見せた。スペインに来て間もない、チームとの練習も充分に行っていない中での出場だった。それまでのマドリッドの戦いはパスミスが多く、ボールを取られピンチを招くというスペクタクルとはほど遠い内容だった。だが、ロビーニョが投入されたとたん、ドリブルによる突破、スルーパス、目の覚めるようなスピードでカディスのディフェンスを切り裂いた。それにつられる様に、他の中盤より前の選手の動きも良くなり、面目を保って1−2で勝利をものにした。弱冠21歳の、ヨーロッパのフットボールも知らない少年に何が出来るのか?という憶測も有ったが、みごとにはずれた。とにかく、縦へのドリブルが魅力だ。その上不必要なまでのフェイントでディフェンダーを翻弄する。
10番という責任重大な背番号を受け継いだが、それに見合う働きを見せた。ベッカムやジダンなど、ギャラクティコスと呼ばれる選手が多いが、年齢による衰えはもはや隠せない。そんな中、今年は間違いなくロビーニョはマドリッドの中心選手になるだろう。
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