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(2008年3月3日更新)
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スペインサッカーコラム(2005年12月20日)
 

マドリッドの憂鬱(2)(第51号)

第16節、レアル・マドリッドは2位のオサスーナをホームに向かえての負けられない1戦だった。確かに負けなかった。しかし70分以上もの間一人少ない10人で戦ったオサスーナ相手に、引き分けた。これで首位のバルサとは8プント差だ。

それにしても、見るに耐えない醜い試合を演じてしまった両チーム。事の発端はロベルト・カルロス。開始10分に、オサスーナのバルドーに後ろからの悪質な両足での凄まじいタックル。これが驚いた事に1発ロッハではなくアマリージャ。次に報復とも思われるオサスーナのパチ・プニャルがロベルト・カルロスに肘打ち。これは審判の逆鱗に触れ、1発ロッハで退場。なんとも不公平な判定だが、いつも審判は絶対である。

その後も不可解な判定が続く。グティーの足元を狙った2回目のスライディングタックルにもカードは出ない(その前にアマリージャを受けていた為か・・)。それに味を占めてかバプティスタも悪事を働く。オサスーナの選手もそれに対抗。もうこうなってしまえばまともなフットボールは望めない。

ロベルト・カルロスの策にまんまとはまってしまったオサスーナ。首位のバルサに追いすがるためには負けられない、大事な1戦を引き分けてしまった。チーム状態が良かっただけに、アギーレ監督も勝つ為にマドリッドに乗り込んで来たのだが、潰されてしまった。ただ、『この結果には胸を張っていいと思う。マドリッド相手にベルナベウで10人で戦うのは大変だから。』とコメントしている。反対にマドリッドは、こうでもしないと今のオサスーナにはホームと言えども敗戦を喫する状況だった。マドリッドに取っては引き分けで助かったという試合内容。チームとしてプレーするにはまだまだ遠い道のりのようだ。


 
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