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マドリッド・カンテラの重要性(第52号)
レアル・マドリッドのテクニカル・ディレクターに、サッキに代わって新しくベニート・フローロ氏が就任した。まず始めに彼が述べたことは、『今後の目標は選手の割合を50%をカンテラから、30%をスペイン人、残りの20%を外国人で占めるようにする。』と言う驚くべきものだった。現在のマドリッドのトップチームで常時出場しているカンテラの選手と言えば、怪我で今はリハビリ中のラウル、イーケル・カシージャスの2人だ。これを50%にするにはあと少なくとも3人のカンテラを引き上げなければならない。グティーを入れたとしてもあと2人。これはペレス会長の戦略に真っ向から対峙するものだ。クラブ内でのコンセンサスが取れているのかと疑いたくなる。
最近、ソルダード、バルボア、パボン等がトップチームとして途中交代で出ることがある。しかしソルダードは、『私はレアル・マドリッド・カスティージャの選手だ。』と公言している。バルボアはこの前のラシン戦でいい上がりを見せ、幾度となく相手ディフェンスを抜いて効果的なセンターリングを上げていた。
ペレス会長は有名外国人選手を集め、ユニフォームを売ることを第一としている。しかしその中身が伴わないのであれば、もうそろそろカンテラの選手たちを重視してもいい頃ではないだろうか。マドリッドBも2部に昇格して、今のところ中堅の位置を確保している。トップチームで使える選手を発掘するのも、ディレクター達の仕事の一つだろう。そうでないと、チームに対して誇りや忠誠心を持った精神的に強い選手が育たない。今のマドリッドがチームとしてまとまらないのは、その辺りが原因かもしれない。
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