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(2008年3月3日更新)
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スペインサッカーコラム(2006年2月13日)
 

バレンシア、貴重な3プントス。(第57号)

リーガが復活した。12日の試合で、バレンシアがホームで宿敵のバルサを1−0の僅差で倒した。プント差は6。リーガの行方はまだまだ最後までわからない。

この日のバルサは主力のロナウジーニョ、デコ、メッシー、チャビ、モッタを欠く苦しい布陣。一方のバレンシアはビセンテ、クライファート等を欠くがほぼ正メンバーで、好調の波に乗っている。バレンシアの1点はバルサのポルテロのビクトル・バルデスのパスミスによるもの。ジオがバックパスでビクトルに返したパスを、再度ジオに返そうとした時にそのパスの勢いが弱く、バレンシアのダビス・ビジャに奪われ得点されたと言うもの。この1点をバレンシアは最後まで守り抜き、3プントをものにした。

バルサはこの1点を挽回すべく、後半はほぼボールを支配し、攻めた。一方のバレンシアは自陣内にほぼ全員を置き、守りに徹する。バレンシアのゴール前には全くスペースがなく、エトーは中盤まで下がってプレーせざるをえない状況。バルサの攻撃は真ん中へと集中しすぎていた為、後半15分すぎにライカールトは、右サイドバックにベレッティー、左サイドバックにシルビーニョを配置し、翼を持たせた。これが功を奏し攻撃にバラエティーとスピードが加わった。ラーソン、ベレッティーの惜しいシュート等も含め、少なくとも同点に出来る試合だった。
この試合ではクラックを欠いたバルサだったが、調子の良いバレンシアを相手に決して悪い戦いをしたわけではない。果敢に攻める事を諦めず、攻撃の手を最後まで緩めなかった。しかし、ホームにもかかわらず、勝利する為にはなりふりかまわないバレンシアのディフェンスの鍵をこじ開ける事が出来なかった。
バレンシアは守りに重点を置き、カウンターアタックの単調な攻撃のみに終始。特に後半は、セットプレーからのシュート以外にシュートらしいシュートは1本もない。
とは言え、徹底的にフローレス監督の戦術を全うし、貴重な3プントを得たのだからこれ以上の収穫はないだろう。

バレンシアの足音が背後に聞こえるバルサだが、クラック達が戻ってくる今週末の試合以降は、華麗な戦いを見せてくれる事だろう。バレンシアもダビス・ビジャを中心としたチームが機能する限り、勢いは衰えない。
今後ますます優勝争いは激しさを増し、リーガが面白くなってきそうだ。


 
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