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(2008年11月3日更新)
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スペインサッカーコラム(2006年3月8日)
 

バルサ、チェルシーを一蹴。(第59号)

バルサがチェルシーに快勝し、チャンピオンズリーグのベスト8に進出を決めた。ロンドンでのアウエー戦で1−2とリードし、バルセローナに戻ってきての第2戦。結果は1−1であったが圧倒的なゲーム支配で合計得点を3−2としてまた一つ駒を進めた。

チェルシーのマウリーニョ監督は試合後のインタビューで、『ロンドンでの試合で10人で戦ったのがひびいた。』と述べた。バルサとの戦いで負けを認めたくないのはわかるが、誰が見ても力の差は歴然としていた。

驚いたのは、チェルシーの戦術だった。1−2で負けている状況だったのだから、この試合では2−0若しくは2点差以上で勝たなくてはならない。にもかかわらず、開始からいつものようにディフェンスからのカウンターの攻撃に終始。攻めの姿勢がなかなか見られない。バルサがボールを支配し、責める。チェルシーは自陣ゴール前にディフェンスを配置し、守る。0−0の攻防が続く中、後半鍵をこじ開けたのはやはりクラックのロナウジーニョ。エトーがディフェンスを引き連れて出来たスペースに走り込んでシュート。ゴッラソだ。

注目すべきは、ロニーだけではなかった。ウラゲー、プジョール、マルケスのディフェンス陣も、要所ではきっちりとチェルシーの攻撃の芽を摘んだ。特に目を見張るプレーをしたのは中盤のデコだろう。相手ディフェンスにプレッシャーをかける、ボールを奪う、キープする、パスを出す。この4点において右に出るものはいない。この試合でもその能力を100%出し切った。ピッチを縦横無尽に走り回り、チェルシーの中盤をも押さえ込み、得意のロングボールを上げさせなかった。

昨年のミスを100%修正して、2試合とも完璧な試合で乗り切ったバルサに死角はない。ただ、慢心することなく今後の試合に望めば、パリでビッグイヤーを手にするのも夢ではない。


 
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