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バルサ!GRANDISSIMO!(第62号)
チャンピオンズリーグの準決勝の第1戦、ACミラン対バルサがミラノで行われた。結果は0−1でバルサの勝利。パリへの道がかなり近くなってきたとは言え、まだまだ残り90分の激しい戦いがカンプノウで残っている。
得点を挙げたのは、ロナウジーニョの絶妙のパスを受けたジュリー。今シーズンは、バルサのカンテラ育ちの期待のメッシーの影にかくれていた。が、メッシーの怪我のお陰で最近ティトゥラール(先発)での出場が多い。
前半はまったくと言っていいほど、ジュリーの見せ場はなかった。もともと彼は、足元にボールをもらうよりも、スペースに出されたボールに反応して飛び出してシュート。という方を好む。ロニーも前半はパスミスが有ったり、左サイドに張り付いていた為、なかなかボールに触れられない時間帯が続いた。
しかしながら後半、ロニーがボールをキープしている中、ジュリーがディフェンスラインを切り裂いて飛び出す。これを待っていたかのようなロニーのパスが通り、ジュリーの見事な左足からの強烈なシュートにより1点。
ロニーはこのプレーに対して、『いつも練習でやっていることだから別に特別な事ではない。』とあっさりとしたもの。ここに、チームとしての完成度の高さを見ることが出来る。
この試合で、ミラン相手に手こずる場面がいくらバルサと言えどもあった。だが、それを連携のしっかりしたディフェンスで守り抜いた。ここにきて初めて、バルサと対等に戦えるチームと試合をしたという感じがする。マドリッド、チェルシー、ベンフィカ等にもアウエーで勝利したバルサ。これらのチームはディフェンスを自陣ゴール前に置き、カウンターに終始する戦いであった。鉄壁の守りを誇るミランではあるが、バルサを怖がることなく、特に前半は果敢に攻めあがった。チャンスをものに出来なかったミランは不運ではあるが、やはり実力の差がでた試合だと言えよう。
バルサが名実ともにヨーロッパ一になる日も近い。しかし、油断を許さない厳しい戦いが、カンプノウで待っている。
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