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スペイン大躍進!(第64号)
ワールドカップが開催されて早くも1週間以上が経った。好調を維持している国、不調のままあえいでいる国とさまざまだ。我々の日本は不調のままあえいでいる部類に入るだろう。もっと素晴らしいパフォーマンスを期待していたのだが、本来の力を発揮できていないのか予選落ちが近い。
スペインチームは、いつも期待されながらベスト8止まりがせいぜいだが今年は様相が少し違うようだ。強豪国(ブラジル・フランス・イタリア・イングランド等)が波に乗れないままいる中、1試合目を4−0と快勝した。それも、素晴らしいプレーをしての圧勝だったから、国民の期待と熱気は最高潮に達している。19日には第2戦が行われ、逆転の末3−1で勝利した。
スペインリーグでは、多くの大物外国人がプレーしている。その中でも特にデランテーロ(フォワード)の数は知れない。ロナウド、ロナウジーニョ、エトー、フォーラン、ケスマン、サビオラ、ジュリー等数えきれない。そういう状況だから、なかなかスペイン人のデランテーロが育たない。その為代表チームでは得点力不足に陥り、ベスト8以降になかなか進めないという図式になる。ニーニョ(フェルナンド・トーレス)、ダビス・ビジャ、ラウール、ルイス・ガルシア等、素晴らしい選手もいるが大舞台では実力が発揮できないでいた。しかし・・・、今年の大会では今のところ機能していると言って良いだろう。その上中盤は名だたる選手を擁する。バルサの主軸のチャビ、若きスターのイニエスタ、アーセナルで大ブレークした若干18歳のセスク、チャビ・アロンソ等等。彼らはU21でニーニョと共に戦ってきた仲間でも有るので、プレースタイルはお互いに熟知している。だから、チームがバラバラになる事はない。
19日の試合に見られるように、中盤からの鋭いパスに反応するニーニョやダビスは頼もしく見える。テクニック的にも、スピード的にも他のヨーロッパのデランテーロに全く引けを取らない彼らに、今後の試合においても多大なる期待がかかる。漸く自分たちのチームに自信を持てて来たスペイン。この若きスターたちの活躍いかんではベスト4への進出も夢ではない。
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