お問い合わせ | サイトマップ  
スペイン旅行専門のミカミトラベル
MIKAMI TRAVEL MADRID
Princesa,2 7F 28008 Madrid
TEL 34-91-5424300
FAX 34-91-5416987/7142
fit@mikamitravel.com
 
 
スペインサッカー・コラム

スペインサッカー
スペインサッカー コラム
(2008年11月3日更新)
コラム バックナンバー
スペインサッカー基礎知識
日通旅行

スペインサッカーコラム(2006年7月11日)
 

ああ、ジダン! (第66号)

ジダンの引退が約10分早まった。W杯の決勝の延長戦残り10分での出来事。
イタリアディフェンスのマテラッツィの胸めがけておもいっきり頭突きを喰らわせた。
勿論1発で退場。ファンタジスタ、ジダンの終焉だった。

思えばレアル・マドリッドへ移籍する前のユーベでは最高のパフォーマンスを披露していた。マドリッドでは歳の為か、後半は動きが鈍くマドリディスタにして『ジダンはもう終わったよ。』といわれることが多かった。確かに、動きがユーベ時代よりは鈍くなり、ボールを取られる回数も増えた。数年前にチャンピオンズ・リーグで決めたボレーでのゴールは記憶から離れる事がない。しかし年齢には勝てなかった。

フランスは今大会では今一つ戦い方が悪く、とても決勝にまで残れる状態ではなかった。漸く予選リーグを突破し、対スペイン戦で息を吹き返した。その後は、安定した守備力を基本に決勝まで進んだ。
ジダンはなぜかブラジル戦ではフリーでボールをもらう事が多く、流石に全くマークがない状態では、素晴らしいプレーを連発し、観衆を魅了した。皆ジダン復活を信じた。だが、ひとたびマークがきつくなるとパスは出せない、ボールを奪われると言う場面が増えた。イタリア戦でもそうだった。前半の体力が有る時間帯ではスペースへのパスや完璧なサイドチェンジなど、目を見張るプレーが見られた。だが、やはり時間と共に運動量が落ちピッチから消えて行った。ボールを取られたり、パスが通らなかったりとイライラするのが手に取るようにわかった。そして問題の場面。マテラッツィと何かやり取りが有ったようだが、決してマテラッツィが挑発行為に出た様には見えなかった。その後ジダンが振り返りざま頭突きを1発お見舞いした。

ジダンはイライラするとこういう行為に出ることが今までも幾度となく有った。リーガでも相手選手の顔をかきむしったり、肘打ちを食らわせたりした事も有る。この大会のスペイン戦でも、チャビ・アロンソの足をめがけて蹴りを入れている。今回の頭突き事件に関してはイタリアの思う壺にはまってしまったのかもしれなが、決して許される行為ではない。

W杯の決勝、しかも延長残り10分。普通のリーグ戦とは違うこの試合で、どうしてこういう行為に出たのかわからない。いくらイライラしていて侮辱的な言葉を吐かれたにしてもだ。ジダンともあろうベテランで頭の良い選手がやる事ではない。
ファンタジスタとして名を残したジダン。ペレ、マラドーナ、クライフに次ぐ選手と言われるジダン。全くこの意見には賛成だが、彼の選手としての最後の愚行によって、自らを打ち砕いた。残念でしかたがない。



 
Copyright © 2004 - Mikami Travel S.A. - All Rights Reserved.