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バルサの守備が持つ意味 (第68号)
バルサの今シーズンの補強はグッジョンセン、テュラム、サンブロッタの3人だった。その中でもディフェンス2人の補強は大きな意味を持つ。バルサは今年も多くの試合を戦わなければならない。LIGA,
CHAMPIONS, COPA DEL REYは言うに及ばず、東京で行われるMINI MUNDIALまで今年はある。それに加えて、EURO
COPAの予選。ほとんどの選手が各国の代表も兼ねているので、試合数は昨年以上だ。この過密日程の中、選手たちはコンディションを保ちプレーしなければならない。しかし、明らかにこれらの全試合に出場するのには無理がある。だから、ライカールト監督もローテーションの重要性を唱える。
リーガの開幕戦にはロニーが欠場した。これは、SUPER COPAのセビージャ戦での怪我が治っていなかったからなのだが、もうマスコミでは監督とロニーの間での不和説が持ち上がった。9日での試合でも、プジョールが欠場。これは、代表の試合2試合に連続出場した為の、コンディション不良が理由。例えばこれら二人を補うのは、ジュリーであり、テュラムで有った。今年のバルサは、昨年以上に交替選手の質がアップしている。ユーベからやってきたテュラムがいい例だろう。9日の試合でも、ディフェンスで奪ったボールは、必ず味方の中盤へパスで返すという技術を備えている。決して安全策を取って、タッチラインの外にボールを安易に蹴りだすようなことはしない。また身長を生かして、センターリングをヘディングでクリアーするプレーにも安定感が見られた。サンブロッタもそうだが、こういったベテランが加わったバルサのディフェンスは昨年以上に揺ぎ無いものとなった。
エトーのプレーにも象徴されるように、バルサの攻撃的な美しいフットボールは、ディフェンスから始まっているのだ。前線のエトーがしかける相手のポルテロへのプレッシャー、中盤ではデコ、チャビ、エジミウソンがボールを奪いに執拗なまでにプレッシャーをかける。こう言った自己犠牲の上に、あの人を魅了するフットボールは成り立っている。
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