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イタリア式戦い方の是非 (第70号)
今シーズン1回目のクラシコが終わった。スペインでの大方の予想はバルサが勝利するというものだった。と言うのも、こういう大きな試合の前には街角のバルでお金を出し合って賭けをするのだが、マドリッドファンでさえ1−2や2−3でバルサの勝利を予想していたのだから。
しかし結果は2−0でマドリッドの勝利。試合内容は、もう報道されているので今さら書くまでもないが、今一つしっくりと来ないものであった。マドリッドのホームでの試合、ベルナベウ競技場はマドリッドファンで満員、先発メンバーを見ればどれも各国の代表ばかり。試合開始から流石のマドリッドもバルセローナを攻め立てた。1点をもぎ取ってからも暫くはパスが効率よく繋がり攻めた。しかしそれも前半の20分まで。その後はバルセローナの攻撃に終始し、マドリッドは守ってカウンターでの攻撃に徹する。ボールの支配率だけでは試合内容は語れないが、バルセローナが
60%を超えていた。
マドリッドの2得点はバルサのディフェンスのマークのずれと、ポルテロの飛び出しのミスによるもの。大試合でミスをした方が負けるのは当然だ。バルサは負けるべくしてマドリッドに負けた。カペッロ監督の指示の元、全くディフェンシブな布陣を敷いたマドリッドだったが、マドリッドファンとしては面白みに欠ける試合だったのではないだろうか。スペクタクルな攻めを中心にした戦いを好むスペイン人の目に、カウンターアタックに徹するイタリア式フットボールはどう写ったのか。勝てばどんな試合をしてもいいと言うのか?それとも、負けても素晴らしい戦いをすれば許されるのか。これは個人の価値観によるところなのだろうが、マドリッドの将来にも影響する問題だと思う。
バルサとマドリッド。永遠のライバルだが、戦い方には大きな開きが有るように見える。
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