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(2008年11月3日更新)
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スペインサッカーコラム(2007年5月9日)
 

バルサ、勝利への鍵。 (第77号)

リーガも残すところあと3試合となった。
1位バルサと2位の差は2プントス、3位とは4プントスとなり混戦模様だ。今年はバルサも去年ほどの勢いがなく、セビージャも終盤にきて取りこぼしが相次ぎ、絶対的な強さを誇るチームが存在しないのが原因だ。

バルサに関して言えば、カサでのゲームには絶対的な強さを誇るが、フエラでは今一つ支配力のない試合が多い。特に、第31節にフエラでビジャレアルに負けたのが痛い。ここに来てこういう不用意な負けが響いてくる。

今年はロニーの不調が取り立たされている。今期の前半はバルサの軸となるデランテーロ、エトーとメッシーが大怪我で数ヶ月間戦列を離れた。その為、いつもロニーには2〜3人のマークがピッタリと付き、満足なプレーが出来なかった。体調の不良も有ったであろうが、不調と言われる原因はここにもある。エトーとメッシーが復帰してからは、多くても2人しかマークが付いていない。時にはディフェンスがエトーに引きづられて、ロニーのマークが全くない時も有る。先日の対レアル戦では、2得点ともロニーの足からのパスによるものだった。2点目のエトーへのパスは、カンポの真ん中から、ディフェンスに囲まれ体制を崩しながらも、左足から絶妙なパスを供給した。

一方、今期のバルサの欠点の一つに、ディフェンスの脆弱さが挙げられる。中盤でのプレッシャーがない為、オフサイドラインを破られた時の対処が非常に遅い。サイドをえぐられ間単にセンターリングを上げられて失点する。特に、ピボーテと呼ばれる位置に居るマルケスとエジミウソンに問題が有る。ボールへのプレッシャーのかけ方が弱く、あっさりとボールを失うケースが昨年よりも増えた為だ。

あと5試合、チーム全員のコンセンサスとして、前線からボールにプレッシャーをかけ、不用意にボールを奪われない事。これを守るだけでかなり失点の可能性が減る。
後は、デコ、イニエスタを含む前線の選手がダイレクトパスでディフェンスのマークのずれを誘い、決定機をはずさないで得点する。
バルサの選手の質を考えれば、決して無理な注文ではない。これらの点を忠実に守れば勝利は自ずから転がり込んでくるだろう。


 
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