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(2008年11月3日更新)
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スペインサッカーコラム(2008年2月11日)
 

バルサの苦悩 (第85号)

バルサが貴重な1プントをものにした。
Virus de FIFAとスペインでは呼ばれている、代表の試合のおかげで怪我人、体調不良者が続出したバルサ。まず、ディフェンスはサンブロッタがイタリア代表の試合での怪我の為アウト。ピボーテのトゥーレ・ジャジャはコートジボワールの代表、エトーはカメルーン代表の試合の為離脱。デコはポルトガル代表の試合での怪我。マルケスもメキシコ代表の試合の為に、アメリカ遠征から帰ったばかりでの疲労蓄積(後半から出場)。ジョバンニ・ドス・サントスも然り(ジョバンニは先発で出場)。ボヤンは胃腸炎が長引いて出場不可能。ディフェンスの要のプジョールも怪我のため離脱。これだけの主力選手を欠き、しかもアウエーでのセビージャ戦、いろいろな見方が有るが、1プントをものにしたのは大きい。
試合は、前半はセビージャに押され気味で1失点。後半は、息を吹き返したバルサが攻勢で1−1の同点として試合終了。

ディフェンスの脆さが、この試合では露呈してしまったバルセローナ。主力のプジ、サンブロッタ、トゥーレがいなければやはり心もとない。久々の出場となったウラゲーは最悪のパフォーマンス。再三、カペルに抜かれ、バウンドしたボールの処理を誤り危うく失点のピンチまで招くしまつ。テュラムは、前節までは流石ベテラン、とみなを唸らせる守備力を見せていたが、やはり足の遅さをさらけ出してしまい、後手後手の守備をしてしまう。ピボーテのエジミルソンも、攻撃に繋げるパスはおろか、ディフェンス面でも目立つプレーは出来ずじまい。これでは、失点も余儀なくされよう。

今のバルサと対等に戦うチームは、リーガではこのセビージャしかいない。首位を走るマドリッドと言えども、カンプノウでのバルサ戦では、自陣ゴール前を9人で固め、カウンターアタックに終始する試合しか出来ない。この日のセビージャは、前半の攻撃は凄まじかった。このまま行けば、3点は取れる勢いだった。スピードに乗った攻撃が展開され、バルサディフェンス陣の裏を付く。が、後半は1−0とリードしていたせいか、守り一辺倒になってしまいバルサの反撃を食う展開。結果は、またしてもチャビの値千金の1点で同点。ロナウジーニョのフリーキックは明らかに、セビージャディフェンスの”ハンド”。これが主審に見逃されていなければ、バルサの勝利だった。
しかし、公平に試合を振り返ると、1−1のエンパテが妥当な試合内容だろう。

エトー、ボヤンが戻って、ディフェンスも揃った時のバルサがどういう戦いをするのか。これが、リーガの行方を決めると言っても過言ではないだろう。



 
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